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EUの現状と課題
(理II・1年)

ヨーロッパサマーアカデミーに参加して身についた知識は多く、とても貴重な経験でした。その中で最も勉強になったのは、欧州連合のメリットを欧州連合の市民に説得させるのがもの凄く難しいということです。アカデミーのある講師が講義で言ったように、ヨーロッパ各国の国家主義や自民族主義的な思考の増加が、欧州統合に危険をもたらしています。ヨーロッパとは全く違う日本出身の私は、欧州連合の国民が簡単に周辺諸国に訪れられること、他国で就職ができること、関税なしで製品を輸出輸入ができることを、ずっとうらやましく思っていました。しかしEUの市民は、なぜか欧州連合が国の税金を無駄にして、問題ばかり起こしているような、権威主義的な存在だと思っているそうです。欧州連合についてフランス人の友達に聞いたら、「EUくたばれ、フランス万歳!」と言われました。このレポートを書いている今にでも、ワルシャワでEU反対のデモが行われています。高校の同級生(私はポーランドの高校に通っていた)は、「EUはいらないよ、EUを支援しているのは政治家と経済学者だけだ、私たちはそいつらを信頼できない」と言います。東京に滞在している私でも、欧州市民の欧州連合に関する敵意を痛切に感じます。若者や大衆は、欧州統合を信用しなくなっています。セミナーハウスで受けた授業などでは、欧州連合がこのような国家主義的なトレンドをもの凄く危険に思っていて、対策を真剣に考えていることを学べました。私が思うには、教育がもっとも大事です。最近の若い人は基礎的な知識が不足しているため、EUの経済的なメリットを理解していません。ですので、まずは若者に欧州連合が及ぼす経済的な効果を教えるべきだと思います。市民がこのような経済的なメリットを司会したら、きっとより多くの人が賛成すると思います。

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グループワークの様子

ESA2016

集合写真