大学院外国人研究生(私費)出願

※2025年4月入学の出願について、出願方法等が変更になる可能性がある。変更になった場合は、2024年6月末までに本研究科ホームページ(https://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/inbound/admissions/frs.html)に掲載するので、注意すること。

2024年10月/2025年4月入学
東京大学大学院総合文化研究科 大学院外国人研究生出願要項

大学院外国人研究生制度とは、外国人であって、本研究科において特定のテーマについて、許可された期間、指導教員の指導のもとで研究をしようとする者のための制度である。なお、この制度では、学位・資格等は得られない。

1.出願資格

大学院外国人研究生として入学できる者は、外国人(日本国籍を持たない者)で、次の条件のいずれかを満たす者とする。
(1)日本の大学を卒業した者又は外国人研究生として入学するまでに卒業見込みの者
(2)外国において、学校教育における16年の課程を修了した者又は外国人研究生として入学するまでに修了見込みの者
(3)外国の大学その他の外国の学校(その教育研究活動等の総合的な状況について当該外国政府又は関係機関により評価を受けているものに限る。)において、修業年限が3年以上である課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者又は外国人研究生として入学するまでに授与される見込みの者
(4)本研究科において適当と認めた者
※上記(1)の「日本の大学」とは、学校教育法第83条の定める日本国内の大学を示す。
※上記(2)、(3)には、外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該課程を修了した場合を含む。
※大学院外国人研究生として、本研究科内の2つ以上の専攻に、同時に出願することはできない。

2.選考方法

(1)入学者の選考は、出願書類により総合的に判断する。
なお、専攻が必要と認めた場合には、新たな書類や課題を要求することがある。
(2)必要に応じ、面接試験を行う。

3.研究期間

研究期間は入学許可書に記載された許可期間とする。10月入学は6か月間(10月~翌年3月)、4月入学は6か月間(4月~9月)を許可期間とする。
ただし、研究上の必要がある場合のみ、6か月間毎の研究期間の延長を願い出ることができる。研究期間は2年間を限度とする。

4.検定料・入学料・授業料

検定料             9,800円
入学料           84,600円
授業料(10月~翌年3月) 173,400円
授業料(4月~9月)     173,400円

※上記納付金額は予定額であり、入学時又は在学中に学生納付金改定が行われた場合には、改定時から新たな納付金額が適用される。

5.受付期間

入学時期 出願書類郵送受付期間 出願者情報登録期間
2024年10月入学 2024年2月1日(木)~2月14日(水)消印有効 2024年1月15日(月)~2月14日(水)
13:00(日本時間)
2025年4月入学 2024年9月2日(月)~9月17日(火)消印有効 2024年8月16日(金)~9月17日(火)
13:00(日本時間)

6.出願書類

大学院外国人研究生として入学を希望する者は、出願期間内に以下の書類を本研究科に提出すること。別紙注意事項・出願書類作成要領」に従って、各書類を作成すること。また、提出前に、下記(9)「大学院外国人研究生 出願書類チェックシート」を用い、出願書類の不足や各書類の記入もれ等がないか再度確認すること。
 
(1)大学院外国人研究生入学願書(所定の用紙) (注1)
(2)出身大学の卒業証明書(全員)、出身大学院の修了証明書(該当者)(注2)
(3)出身大学の成績証明書(全員)、出身大学院の成績証明書(該当者)(注3)
(4)出身大学又は大学院の学長、学部長、学科主任教員又は指導教員のいずれかの推薦書1通(注4)
(5)日本語学力証明書(所定の用紙:指導教員又はこれに準ずる者が証明したもの)又は日本語能力試験
 「認定結果及び成績に関する証明書」のコピー(注5)
(6)住民票記載事項証明書(現に、日本国に在住している者のみ提出すること)(注6)
(7)研究計画書(所定の用紙)(全員)、及び志望専攻別に次の課題を別途提出すること。(注7)
志望専攻名 課題
①言語情報科学専攻 所定の研究計画書に書いた「(2)日本における研究計画(日本語にて600字程度)」とは別に、より詳しく日本語4000字以内で書いたものを提出すること。
なお、卒業論文、修士論文、公刊された論文を執筆した場合にはそれらを提出すること(論文が日本語または英語以外の言語で書かれている場合には、日本語または英語の要約を添付すること)。
②超域文化科学専攻
(表象文化論コース、文化人類学コース、比較文学比較文化コース)
所定の研究計画書を提出すること。
③地域文化研究専攻 所定の研究計画書に書いた「(2)日本における研究計画(日本語にて600字程度)」とは別に、より詳しく日本語4000字以内で書いたものを提出すること。
なお、卒業論文、修士論文、公刊された論文がある場合にはそれらを提出すること(論文が日本語または英語以外の言語で書かれている場合には、日本語または英語の要約を添付すること)。
④国際社会科学専攻 所定の研究計画書に書いた「(2)日本における研究計画(日本語にて600字程度)」とは別に、より詳しく(日本語4000字以内または英語ダブルスペ-ス10枚以内)具体的に述べたものを提出すること。
なお、卒業論文、修士論文、公刊された論文がある場合には、それらを提出すること(論文が日本語または英語以外の言語で書かれている場合には、日本語または英語の要約を添付すること)。
⑤広域科学専攻
(生命環境科学系、広域システム科学系、相関基礎科学系)
出願の書類を提出する前に、必ず希望指導教員と連絡をとること。
研究計画書は英文も可。英文の場合は、「(1)従来の研究経過および成果」および「(2)日本における研究計画」をそれぞれ300Words程度にまとめること。
(8)大学院外国人研究生 出願書類チェックシート(所定の用紙
(9)検定料9,800円の納付が確認できる書類
①払込方法や注意事項については、検定料払込方法及び提出書類について」及び「東京大学大学院総合文化研究科大学院外国人研究生検定料払込方法を参照の上、払い込むこと。
いずれの払込方法においても振込手数料又は払込手数料は出願者本人の負担となる。
現金の送付は不可
③払込期間
【2024年10月入学】 2024年1月15日(月)~2月14日(水)
【2025年4月入学】 2024年8月16日(金)~9月17日(火)
④納付証明書貼付用紙(所定の用紙)※【銀行振込】又は【コンビニエンスストアでの払込】の場合使用
(10)出願者情報オンライン登録完了後に出力されるPDFファイルを印刷したもの(注8)
詳細については、別紙「注意事項・出願書類作成要領」を参照すること。

7.出願書類の提出方法

(1)出願方法は郵送に限る。
※配達状況が確認できる手段(書留、EMS、DHL、FedExなど)を使うこと。
※受付連絡は行わない。
(2)提出先(注9)
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学大学院総合文化研究科 教務課国際交流支援チーム
Tel 03-5454-6064
※封筒の表に「総合文化研究科大学院外国人研究生出願書類在中」と朱書きすること。

8.選考結果の通知及び入学手続

(1)選考結果の通知方法
【2024年10月入学】
2024年6月中旬までに、本人宛に結果を電子メールにより通知する。
【2025年4月入学】
2025年1月上旬までに、本人宛に結果を電子メールにより通知する。
なお、電話やメール等による問い合わせには一切応じない。
 
(2)入学手続
入学手続期間、入学手続書類等については、入学許可書とともに合格者のみに送付する。
所定期間内に入学手続きを行わない場合は、入学しないものとして扱う。
なお、出願時点で大学に在籍しており、「卒業見込証明書」または「在籍証明書」を提出した者は、入学手続時に「卒業証明書」を提出すること。

9.注意事項

(1)研究生として「留学」の在留資格で活動可能な期間は、他大学での研究生在学期間を含め特段の事情のある場合を除き「最長2年」までとなるので、出願前に十分に確認すること。
(2)外国人研究生は、研究に専念し、他の常勤業務に従事することはできないので、出願前に十分に確認すること。
(3)出願手続後は、どのような事情があっても、書類の変更は認めない。また、検定料の払い戻しはしない。
 ただし、出願以降において、氏名、E-mail address、受信場所等に変更が生じた場合には、速やかに出願に関する問い合わせ先に届け出ること。
(4)出願書類に不備があった場合は、出願を受け付けられないことがあるので、十分に注意すること。
(5)提出された書類及び同封物は返却しない。
(6)出願書類における履歴等について虚偽の記載をした者は、入学後においても遡って入学を取り消すことがある。
(7)事情によっては、出願手続、選考結果通知方法等を変更することがある。
 その場合は、本研究科ホームページ(https://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/inbound/admissions/frs.html)に情報を掲載するので、随時確認すること。
(8)出願に当たって知り得た氏名、住所その他の個人情報については、①入学者選抜、②選考結果の通知、③入学手続業務を行うために利用する。また、同個人情報は、入学者のみ①教務関係、②学生支援関係、③授業料徴収に関する業務を行うために利用する。
(9)東京大学では、「外国為替及び外国貿易法( 外為法) 」に基づいて「東京大学安全保障輸出管理規則」を定めて、技術の提供及び貨物の輸出の観点から学生の受入れ前及び在学中に、厳格な安全保障輸出管理を行っている。特に外国人留学生及び一部の日本人学生については、受入れ前の審査を必須としている。
従って、外為法上規制されている事項に該当する場合は、たとえ入学試験の選抜により最終合格しても、その後入学が許可できない場合や、入学後の希望する研究活動に制限がかかる場合があるので、注意すること。
 
2023年9月
出願に関する問い合わせ先

東京大学大学院総合文化研究科 教務課国際交流支援チーム
E-mail: ryugakusei-g.c[at]gs.mail.u-tokyo.ac.jp ([at]を@にしてください)
※電話によるお問い合わせは誤解を生じる場合がありますので、ご遠慮ください。
※お問い合わせには順次対応します。返信まで数日かかる場合がありますので、予めご了承ください。