留学経験者の声
アジア
2015.1.18

近藤 那子

教養学部/ 北京大学(中国)/ 2012~2013/ 私は1、2年の時に参加した学生交流サークルのイベントで、中国の学生と議論し、その熱意と志の高さに圧倒され、北京大学への留学を決めました。英語圏とも迷ったのですが、英語以外の言語も習得したかったこと、中国の学生のなかで自分を試してみたかったことが理由で、中国へ行くことにしました。
  •  
私は1、2年の時に参加した学生交流サークルのイベントで、中国の学生と議論し、その熱意と志の高さに圧倒され、北京大学への留学を決めました。英語圏とも迷ったのですが、英語以外の言語も習得したかったこと、中国の学生のなかで自分を試してみたかったことが理由で、中国へ行くことにしました。

北京大学では、国際関係論学部で中国の一般学生と共に授業を受けました。最初は中国語での授業に苦労しましたが、友達にレポートやプレゼン作成を手伝ってもらい、なんとかついていくことができました。中国は言論統制が厳しいですが、北京大学の国際関係学部はとてもリベラルといわれており、授業の中で発言が制約されることはほとんど無かったように思います。中国の教授や学生の考えている事を授業で聞けるのはとても興味深かったです。帰国する頃には、ある程度中国語で国際関係について読み書き、議論ができるようになったことは非常に大きな達成だったと思います。
勉学以外では、サークルに入り、農民工の子供の教育を行う活動に参加したり、インターンで地方都市に行ったりしました。北京大学の中はエリートの世界ですが、一歩外に出ると、北京郊外でも貧しい地区がありますし、地方都市では文化も言葉も全く異なっていて、様々な中国の顔に出会いました。

10ヶ月間、北京での生活に慣れたと思ったら、またすぐにやっぱり無理!ということが出てきて、その繰り返しのなかで適応力を身につける事ができたように感じます。例えばサークルの活動では、イベントに向けて前々から準備するのではなく直前になってから集中的に動いたり、意思決定の方法も合意形成無しにトップダウンで素早く動いたり、日本とは異なる点が多くありました。最初は戸惑いましたが、実際に活動してみると、中国という世界ではこの方法が合理的なのだと納得することもできました。

留学生活で得た一番の収穫は、新しい環境でも自分はやっていけるという自信がついたことだと思います。授業やサークルで中国の学生のなかに私が入ったとき、言語面で不自由があるので足手まといになるだけではないかと思う状況もありました。それでも、助けを借りながら自分ができることを探すことができました。帰国後、教授に一皮向けたねと言っていただき嬉しかったです。そして、中国には綺麗な場所、雄大な自然、おいしいご飯がたくさんあります。本当に素敵な10ヶ月だったと思います。皆さんも是非留学を検討してみてください。

前のページに戻る